SK-BASE

こちら、SK-BASEです。現在はロサンゼルスを拠点に発信中!

この記事は「アメリカの地域ボランティアに参加したら豪邸に招かれた」の続きです。

ローズ・パレードが何なのかもう一度説明しておくと

「毎年1月1日(1日が日曜日の場合は2日)にパサデナ市のメイン通りで開かれるロサンゼルス最大級のパレードです。」

こちら、SK-BASEです。

地元ボランティアの楽しいことキツイこと

前回、ゲートを閉め、パレードのフロート車が通れるようにゲートの前でほかの車の誘導を始めました。午後10時ごろ、車はそんなに来ることもなく、もう一人のパートナーの人とも会話が途切れ、彼はスポーツラジオを聞いてました。そんな中、車は来ませんが、近所の人たちが通りを歩き始めました。そうした中、彼らは私たちに

フロート車は何時頃来るの?

と聞いてくるのです。どうやら、毎年この時間帯になると、翌日のパレード準備のためにフロート車が移動してくるのを近所の人たちは知っているようで、散歩がてら、フロート車を見るのを楽しみにしているようです。しかしながら、私たちも知らされているわけではないので、”分からない”と答えるしかないし、パートナーも長年パサデナ周辺に住んでいるようですが、彼も”いつもどおりならこの時間帯だよね”としか答えられませんでした。

少数だった、人たちもたくさんになり、いつまでもフロート車が来ないもんですから、いつもは渋滞になる大通りが歩行者天国状態になり、パートナーも”異様な光景だ”と言っていました。

パートナーは準備がよく、折りたたみ椅子を持ってきていたので、誘導の空いている時間は椅子にこしかけて、休憩していましたが、私は想定していなく、椅子を持ってきていなかったので、開始から4時間過ぎたあたりから、たまらず、縁石に座りました。

そんな、足が棒になるボランティアですが、**定期的に本部から飲食料を運んだ車が来て、好きなものをどうぞと、お菓子からサンドイッチ、コーヒーまでいたれりつくせりです。**トイレに行きたくなっても大丈夫。トイレも運ばれてきます。

深夜を回ると、パーティー帰りなのか、車がたくさん来始めました。彼らは

どこも封鎖されてて、帰れねーよ!

と文句たらたらで、”指定の許可書がないと通せない”と説明するも、”じゃあ、どうやって帰ればいいんだよ”と聞かれますが、”知らない”と答えるしかなく、罵られるもんですから、パートナーとGoogle Mapで調べながら、この道からなら行けるなど、話し合い、自分たちでルートを探す必要がありました。次回からは通り抜けのルートも本部から教えてほしいものです。

深夜1時にようやく、準備のためにフロート車が運ばれてきました。どれもこれも、バラを基調とした、植物で装飾されてるっていうから驚きです。ボランティアのあいまに、こういったのが見れるのは嬉しいですね。

朝食を食べて、いざ本番へ

さあ、深夜3時を周り、活動開始から9時間が経過したところで本部に戻って朝食です。定期的に食料が運ばれていたので、空腹という感じではありませんでしたが、温かいものを食べると元気がでます。

このときに、みんなで写真を撮りあいながら、ここまでやり遂げたことをとりあえず、褒め称え合います。とはいっても、まだまだこれは、中休憩。これから、本番がやってきます。朝食も1時間程度で終え、次の場所へ移動します。

前半はゲートで車の誘導でしたが、今度はロープで人の誘導です。パサデナのメイン通りコロラド通りが遠くまでずっと、人で埋め尽くされています。いつもとは違う光景が続いて、新年早々、いい思い出です。

ド迫力パレードを最前列で

今度は班ごとの作業なので、4人でロープを張り、パレード内に人が入らないようにまた、通りを横切る人の誘導をします。空も明るくなり、、、まあこの日は曇りでしたが、午前10時パレード開始です。

警察のバイク隊を先頭に始まり、その次は上空をステルス機が飛んでいきます。初めて、生でステルス機を見ました。平べったい何か飛ぶ、異様な光景でした(笑)。

ローズ・パレードはHONDAの協賛ということもあり、先頭はHONDAのフロート車が走ってきます。パレード中は各グループが、それぞれのマーチバンドを結成し、それぞれのフロート車のテーマに沿った曲が流れ、ロープ誘導をしながらではありますが、最前列で見られるのはボランティアの特権ですね。

いろんな、フロート車が通行していきますが、首が動いたり、煙をだしたり、様々な工夫が見られます。

フロート車のほか、マーチバンドもコロラド通りを練り歩き、迫力は抜群です。

最近は日本からも毎年参加しているようで、今年は岐阜商業高校が参加していたようです。

また、騎馬隊のパレードもありました。途中で馬たちがう◯こをしていくのを、華麗に掃わくボランティアの人たちの姿が印象的です。

また、ローズ・パレードでは同時にミス・ローズ・パレードも決められ、見事選ばれた方たちが、手を振りながら通り過ぎていきます。みなさん、お綺麗で花がよく似合います。

個人的にはNETFLIXも参加していることにNETFLIXの勢いを感じます。最近はただのストリーミングサービスに留まらず、アカデミー賞にノミネートされるほどの映画を配給しています。パレード参加するの、お金ないとできませんからね。ここにHuluもAmazonもないから、やっぱNETFLIX強いのでしょうね。

さて、最後は”THANK YOU”の文字とともに2時間のパレードも終了です。足はガクガクになりましたが、ロサンゼルス最大級のお祭りをタダでしかも最前列で、みんなで協力しながら参加できるので、もしパサデナ・シティ・カレッジに進学した方はボランティアに参加してみることをオススメします。


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