SK-BASE

こちら、SK-BASEです。現在はロサンゼルスを拠点に発信中!

ポートランド日本庭園を後にし、ダウンタウンの方へ戻ってきた、こちらSK-BASEです。

前回は読んでいただけましたか?

【北北西に進路を取れ】のシリーズ一覧

どうしても、もう片方のセットを飲んでみたくて

シアトル行きの列車に乗るために、ダウンタウンに戻ってきたのですが、出発まで3時間ほどあるようだったので、ここに戻ってきました。初日訪れた、Deschutesパブです。なぜ、戻ってきたかというと、もちろんおいしかったのもありますが、Part2後編でビールのサンプルセットが2種類あるうち、2種類とも注文しようとした私にウェイターさんから

フラフラになっちゃうから、一種類ずつの注文にして、飲み終わってまだいけたらもう一つも注文するというのにしない?

と言われ、その通りにしたら、本当に一種類目で十分に酔っ払い、敢え無くその日は帰宅することになったのですが、今回はそのリベンジというか、単純にもう一つのほうが気になったでした。

今回は前回と違う6種類ということで、非常に楽しみに飲んだのでしたが、やっぱりリベンジしてよかったです。Deschutes Pilsnerというピルスナービールが苦味と甘み、後味の抜け方のバランスが整っていました。いや〜、これはジョッキで飲みたかったですね。例によって6種類のサンプルセットを飲み終わったころにはまた、十分に酔っ払っていたのでした。

また、ドリンクと一緒にハンバーガーを注文したのですが、このハンバーガーは普通のハンバーガーと違って、パティが牛でも豚でもなく、鹿なのです。つまり、ジビエハンバーガーなのですよ。最初、獣臭さを懸念して口に入れたのですが、臭みは全然感じませんでした。食べたときの近い感覚としては牛のたたきを食べているようで、鹿は脂身が少ないのかあっさりとしていて、お腹に重い負担にはなりませんでした。

また、脂身が少ないので、肉が硬いと思う人もいるかもしれませんが、ミンチにしてあるので硬さの問題はなかったです。

いよいよシアトルに向かいます

みなさん、今回の旅のテーマは「北北西に進路を取れ」ですよ。覚えていましたか(笑)?シアトルはアメリカ本土では最北北西に位置する州であるワシントンの市です。

出発時間まで残り1時間となり、私はポートランドのユニオン駅へ向かいました。思えば、コーヒーにしろ、ビールにしろ、飲んでばかりのポートランド旅行だったな、思い返しながらユニオン駅に向かい、ほろ酔い気分ながら私はベンチでウトウトしたのでした。バッグは背もたれにしてしっかり守っていましたよ。

列車到着のアナウンスを聞き、列車に乗り込むと今回は前回より一回り小柄の列車でした。そのため、足の空間は狭く、これで29時間はキツイなといった感じです。しかしながら、今回の列車にはWi-Fiが付いていたので、それはよかったですね。このブログを書きながら、景色を楽しむことができました。

あっという間にシアトルに到着

今回の列車には前回のオリビアような相席の人がいなかったので、一人ゆったりとぼーっとしていたら4時間あっという間に過ぎてしまい、気が付けばシアトルに到着していました。シアトルはユニオン駅に到着でなく、King Street駅というところに到着しました。ユニオン駅はその隣にあり、今日はすでに閉館していました(ユニオン駅なのに主要駅ではないのかな?)。

駅を出ると、そこにはポートランドとは違う、高層ビルがそびえ立つ光景が広がっていました。ポートランドと比べると、緑は少ないですが、ロサンゼルスよりかは緑と混ざり合った景色で、坂が目立ちます

日も暮れだしたので、今日は観光はせず、Airbnbで予約した滞在先に向かおうと思いますが、その前に一箇所だけ立ち寄ることにしたのです。

やっぱり、シアトルは坂が多いよな〜

立ち寄りたい場所の最寄りのバス停を降り、目的地へ歩いて向かっていたのですが

やっぱり、見た目よりもシアトルの坂は急だよな

なんて、思い始めたのは歩いて2分後の出来事でした。

正直、午前中に庭園を歩きまわり、列車に4時間拘束され、それからのこの坂はけっこうシンドかったです。勾配にして45度まではないものの、30度以上はあるといった感じでした。

急勾配をしばらく歩いていると(けっこう登らないといけないのです)、後ろの方からドスドス、ハアハアという音がし、後ろを振り返ると、おっちゃんと犬がこの急な坂を走ってきたもんですから、私は驚きの顔をしましたが、彼らは、なんのそのと特に反応を示さず、ノスノスとその坂を登って行き、あっという間に姿は小さくなってしまいました。

いや〜、負けてられないな

そんな思いがよぎり、私は自分を鼓舞して、坂を登って行ったのでした。

シアトルの景色を一つに

15分ほど坂を上り、夕日の日差しが照らす頂上ポイントには、人がたくさん集まっていました。私は目的地に到着したことを知り、後ろを振り返るとそこにはシアトルの景色を一つにまとめたと言わんばかりの景色が広がっていたのでした。

シアトルの観光名所とされる、ダウンタウン、シアトル・グレート・ウィール、スペース・ニードル、果ては標高4,392mを誇るレーニア山が見えます。見た目は富士山ですが、富士山より高いです。

そんな景色をまじまじと眺め、登ってきた坂を下り、滞在先へと向かうのでした。

(下りは下りで膝に負担がくるものだ…)

Part5へ続く


これでオシマイ、よかったらシェアしてね。

投稿URL

関連するタグ

旅行
北北西に進路を取れ

いつの間にか2019年も1ヶ月過ぎていた。こちら、SK-BASEです。

2018年夏にカレッジを卒業し、実績を求めて様々なことに挑戦していたため、2018年後半は目の回る早さで過ぎ去ってしまいました。

2017年に一度、カレッジでどのような授業を取っているか紹介したと思いますが、今回からカレッジ生活の振り返りの意味も含めて1学期ずつ紹介していきます。

続きを読む...

日本は40度近い猛暑日が続いていると、ちらほら聞きますが先週パサデナは最高気温46度になりました。エアコンの温度計が暑い日で(華氏)96度と表示されていたりすますが、3桁超えたためか”HI”と表示され測定不能になっていました。そんなこちら、SK-BASEです。

続きを読む...

こちら、SK-BASEです。2016年の秋学期からスタートした私のアメリカカレッジ生活も2018年の春学期を持ちまして、修了しました。どんなことを学んでいたのかは一度、映画製作初級のクラス紹介の記事でも紹介しましたが、もちろんこれ以外にも数学や歴史、心理学、化学など一般的な授業も履修していました。これは全て、Associate Degree(準学士)を取るためです。しかしながら、全てとはいいませんが(笑)、意外と取って良かったという授業もいくつかありました。それはまた別の記事おいおい紹介したいと思います。

続きを読む...

最近の週末はピザ生地をこねている、こちら、SK-BASEです。 日本は新年度までもう少しですね。新年生や新社会人の人たちで、地方から都会に出てくる方も多いのではないでしょうか?私は3年前に熊本からロサンゼルスというアメリカで2番目に人口の多い都会に出てきたのですが、熊本の治安のよい環境と違って、都会では様々なことに警戒を怠ってはいけません。

続きを読む...

こんにちはこちら、SK-BASEです。今日はタイトルにもあるとおり、私の考えを全面的に発信するため、留学生活を紹介するものではありませんが、この留学生活を経て見えてきたものを紹介します。

続きを読む...

ロサンゼルスに来てからかれこれ3年が過ぎようとしています、こちら、SK-BASEです。

ロサンゼルスに来てからまず初めに買いに行ったのは水でした。人間、いや全ての生き物において大事なのは水ですよね?

続きを読む...

みなさん、こんにちは9月になり暦上夏も終わってしまいました。ところがどっこい先週、気温42度まで上がって、夏がカムバックしてきたLA。まだまだエアコンが必要そうだと感じた、こちら、SK-BASEです。

続きを読む...

この記事は後編です。前編はこちらにあります。

さて、3作品終えたところで、授業も後半になりました。ちなみに3作品目前に中間テストがあっています。中間テストは制作で使う用語のチェックになります。おもしろい映画で重要なのはシリアスなものでも必ずある、合間のクスッとした要素です。それを代弁するかのように問題にすらユーモアが含まれています。例えば、

続きを読む...

LAに留学しているのは、映画製作の勉強のため。こちら、SK-BASEです。

私が、日本にいてLAに留学したいと考えていたとき、実際のところ、どういう勉強してるんだろうと気になってしょうがありませんでしたが、当時インターネットで検索しても、出てくるのは留学後の話ばかりで、その途中の過程が見たいんだよと思っていました

続きを読む...

先日、ロサンゼルスのドジャースタジアムで開催されたWBC(World Baseball Classic)の準決勝戦、日本vsアメリカの観戦に行ってきました、こちら、SK-BASEです。

結果は御存知の通り、2-1でアメリカの勝利となったわけですが、日本の野球はしっかりと、存在感を残していッタと思います。ということで、何度かドジャース戦も見たことある、著者がアメリカ人目線になってみて、準決勝戦の空気を伝えられたらと思います。

続きを読む...