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29時間列車の旅に出た、こちらSK-BASEです。

前編は読んでいただけましたか?

【北北西に進路を取れ】のシリーズ一覧

オリビアは私の旅の案内人

私の隣の席に座ったご婦人は、名前をオリビアといいました。何百回もAmtrakには乗ったと言う彼女は旅路の中で、どんな風景があるのかを熟知していました。私が窓から外を眺めていると、彼女は

もうそろそろ、海が見えてくるわよ

といい、その5分後くらいには確かに海が開けたのでした。

ocean from amtrak

しばらく、海岸沿いに列車は進み、時間はお昼どきを迎えました。そのころには乗務員が通路を通り、お昼ごはんにデリバリーはいかがと聞いてくるのでした。オリビアはお弁当を出発前から用意していたらしく、早々と食べ始めました。私はオリビアに

このデリバリー試してみるべき?

と尋ねてみると、彼女は

えぇ、一度は試してみるべきだわ

というので、私はデリバリーを注文するのでした。

旅に求める食事とは

amtrak lunchset

届けられたデリバリーはチキンベーコンサンドイッチと厚切りポテチ、チョコチップクッキーと、まあ見るからにおいしくはなさそうなのです。普段であれば、失敗したと思うクォリティーですが、良くも悪くも旅行効果で私は満足したのでした。

highland from amtrak

すっかり、ロサンゼルスの街並みから外れ、田舎の風景が広がっていました(こんな風景を見ながらご飯を食べれば、旅行効果が分かるでしょ?)。しかしながら、依然カリフォルニアらしい荒廃とした乾いた風景が広がり、私がカリフォルニアにいることを感じさせます。

旅に上で食事に求めるのは質ではないのかもしれません。そのときの景色、いつもとは違う食事、こういった要素が総合的にその価値を決めるのではないでしょうか。まだまだ、旅は始まったばかり、まだ分かりません。

次々に入れ替わる風景、それが列車の旅

swamp from amtrak

列車は海岸沿いを走って、その後は荒原を走りました。お昼を回り、日が暮れだすとその風景は湿地帯へと様変わりしたのでした。飛行機に乗っているときは、窓から眺める風景は海が大地かのどちらかですが、列車の旅というのは次から次へと新しい風景を持ち込んできてくれます。要するに、ボーっとするのには最適なのです。最近はコミカレへの入学手続きやなんやらで忙しい毎日を過ごしていましたが、この無心で風景を眺めることは心の安らぎを与えてくれるのでした。

ディナーは珍客と

dinner room amtrak

お昼はデリバリーを楽しみましたが、デリバリー以外に列車で楽しめる食事としてディナールームに行き、提供してもらえる料理です。

事前に通路を通る乗務員に頼み、予約の手続きが必要です。希望の時間になると、ディナールームから呼び出しがあります。

group dinner amtrak

予約は個人単位で取られるのではなく、グループで取られます。つまり、私のような個人客というのは全く知らない人たちと同席になるのです。

今回は、仲間内で旅行している40代くらいの方たちでした。簡単な挨拶を済ませ、私は事前に隣席のご婦人オリビアから聞いていたチキンローストを注文し、食事を楽しんでいると、となりのおじさんは、ふとマジックを披露し始めたのでした。

chicken dish amtrak

まず初めに、紙に何かをメモし、仲間内の女性の方たちにペン・フォーク・コショウの選択内、1つだけ残したいもの以外の2つを選ばせるのでした。うち一人の女性はフォークとコショウを選択すると、おじさんはメモに書いた内容を披露し、そこには"PEN"と書かれていたのでした。

タネは未だ分かりません。今、この記事を書いているときも考えていますが、分かりません。1つだけ選ばせるなら、選んだ方を言ってもいいですい、選ばれなかった方も言っていいのでトリックがあることに気づきますが、2つ選ばせたことで分からなくなりました。

結局、そのような芸もあり、楽しい食事をすることができたのですが、自分が学生だと言うと

学生はいつもお腹を空かせているからね

と言われ、ハンバーグをもらうことができたのでした。食事を提供してもらえるのは学生の特権です。それでもオリビアの言うとおり、チキンのほうがおいしかったです。

今日は列車で就寝

sunset from amtrak

日もすっかり暮れてきて、夜10時になりました。周りの人達も寝る準備に入ります。29時間の列車の旅なので1日列車の中で暮らすことになります。私とオリビアも寝る準備をするため、自分たちの座席を寝るためにリクライニングさせ、足を伸ばすための簡単な足場を作ります。オリビアに

あなたは足が短いから、すっかり伸ばせていいわね

と悪気のない、ごもっともなご指摘に苦笑するしかなく、今日はサンフランシスコ付近まで来たところで眠りにつくのでした。

Part2へ続く


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