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こちら、SK-BASEです。今日は小話をお送ります。クリスマスを恋人、家族、友人と楽しく過ごすあなたはそのまま、楽しんでください。そうでない人、暇つぶしに読んでみてください。

この小話は今年の私の誕生日に起きた出来事です。

今年の私の誕生日は日曜日でした。その日は友人を誘って、どこかに遊びに行くこともせず、家でもくもくと課題のエッセイを書いていました。私は、周りに誕生日を告げて、祝ってもらおうとあまり考えない人間です。その先のお返しまで考えて、なんとなく面倒臭くなるのです。

土曜の夜、明日が誕生日なのでいつもより豪勢な食事をとろうと考え、車に乗りスーパーにでかけました。ビールを片手にチーズや豆腐などのツマミ類を手に持ち、映画を見ながら食べようと、心の中ではうれしさいっぱいにあったのです。

turnleft

帰る途中、家の近くに大きな交差点があるのですが、私はそこで左折します(日本の感覚だと右折する)。信号は青でしたが、対向車線がバンバン来ていたので、停車線の前で待っていました。思っていたとおり、信号が赤になるまで対向車線が途切れることなく、停車線から出なくてよかったと思っていると、後ろからこれでもかとクラクションを鳴らされたのです。なんだよと思いながらミラーを見てみるとそこにはパトカーの姿が、

え、何かしたかな? しかし、サイレンは鳴っていなかったので、まあいいかと思いながら青になるのを待っていました。信号が青になり、左折するとその瞬間からパトカーがサイレンを鳴らしたのです。サイレンが鳴ったので車は路肩に寄せなければなりませんが、路上駐車でどこも空いてなく、どこに止まればいいんだよと思っていると、後ろから

Pull over!(路肩に寄せろ!)

と言われ、だってないんだもんと思いながらも、ようやく見つけ停車したのでした。

停車すると、警官が運転席側の窓をノックしてきます。このノックの音が少し強めなので、これで結構ヤベッ!と思っちゃいます。ちょっとビビリながら外に出ると、2人の警官を目の前に(これがまたデカイからプレッシャーがはんぱない)、免許証を取り出して見せます。

車両登録証は?

と聞かれ、車の運転席トビラのポケット部分に入れておいたな〜と運転席に向かおうとすると、

Hey! Hey! 止まれ!

けっこう真剣に叫ばれ、思わず

いや、何にもしないよ、運転席にあるから

警官ビビリすぎでしょと思い、苦笑い。でも、よく考えたら、ここで銃とか取り出してくる可能性があるのが、アメリカなんだよな〜と改めてアメリカで生活していることを認識するのでした。

結局、私がパトカーに呼び止めらたのは、交差点の左折レーンで先頭車両は停止線を超えて、左折のタイミングを待たないといけないということでした。そうしないと後ろがつっかえると。

明らかに反対車両がバンバン来てたじゃん

と説明するも

ルール知らないのか?もう一回免許取り直したいか?

と、圧倒的に自分が弱い立場にいるなと感じ、そこからはただただSorryと謝るだけなのでした。むしろ、反論するのは止めて、"こういう場合どうしたらいいの?"のと学校の問題児から熱心な優等生になろうと心がけたのです。そうすると、警官も高圧的な態度から、”あーしないといけない、こーしないといけない”と熱心な先生になっていたのでした。

記録書が全て書き終えたようで、私にその紙を渡すと、何が問題であったのかともう一度説明され、初犯なので今回は”警告”で処理するから罰金はないということでした。私は感謝を表すよりも、内容を理解していることを必死でアピールしました。警官の1人がパトカーのエンジンをかけ、次は気をつけるようにと言うと、最後に

ハッピーバースデー、明日誕生日なんだろ?

どうやら、免許証を見て、私の誕生日を知ったようです。今年、初めて私の誕生日を祝ってくれたのは友人でも両親でもなく、警察官でした。

クリスマスをひとりぼっちで過ごすあなた、家では一人でも世界にはあなたを気遣ってくれる人がきっといますよ。

以上、


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