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ポートランド観光がすっかり、呑んだくれの旅になっている、こちらSK-BASEです。

いや〜、飲み物も食べ物もおいしくて、いいですねポートランド。とまあ、完全に飲んでいるだけで終わりそうだったので、もったいない気持ちもあり、ポートランドの景色を楽しもうと思いました。

前回は読んでいただけましたか?

【北北西に進路を取れ】のシリーズ一覧

すると、ポートランドに日本庭園なるものがあるという情報を得たのですが、どうせなんちゃって日本庭園なんだろう、中国とかあまり区別がつかないようなものだろうと、期待心ほとんどなしだったのですが、本日のシアトルへの出発列車まで時間があったので行ってみることにしました。

朝から探索、これまた一興

portland st morning

本日も6:30起床。部屋にオーナー宛に手紙を置いて、早々と滞在先を後にしました。

先日、「ポートランドの朝は早い」という題で投稿しましたが、私が滞在しているポートランド郊外も例外ではありません。今日はポートランド最終日ということで、すぐにはバスに乗らず辺りを探索してみました。

ここ数日でとりあえず、辺りの通りは治安が悪そうではないというのは分かっていたので、探索していますが、読者のみなさんは旅先の探索のさいには変なところに入らないように気をつけてくださいね。

郊外はよりいっそう、緑が街に溶け込んでいます。むしろ、街が緑に溶け込んでいるといったほうがいいのでしょうか。とにかく、散歩するのにはちょうどいい街並みなのです。

two cafe pd st

通りを歩いていると、レストラン街がありまして、カフェはやはり7時にはすでにオープンしていました。私の目の前に2つのカフェが並んでいたもんですから、朝食にどちらに入ろうか迷いました。店内を覗いてみると、片方は誰もいなく、片方は4人ぐらいのお客が入っていたので、朝は静かにゆっくりしたいと思い、私は少ない方に入ってみました。

affogato interior

私が、店内で何にしようか迷っていると、2人の男女が入ってきて、結局こっちも人が多くなってきたな、なんて思っていると、彼らはカフェの店員さんと名前で呼び合い、注文し、小話をしてコーヒーを受け取り、さっさと出て行ってしまいました。どうやら、このカフェは常連さんが集うところの様子です。私はお腹が空いていたので、コーヒーと一緒にベーグルを頼みました。ここはいわゆる、サードウェーブコーヒーのお店ではないので、注文後カップを受け取り、自分でポットからコーヒーを入れ、ベーグルが来るまで席で待ちます。

席でベーグルを待っているあいだにも、お客さん(おそらくどれも常連さん)はどんどん店内来ます。一人の男性なんて、店に入るやいなや、コップを勝手にとり、コーヒーをポットから入れ、支払いを済まし、さっさと出て行く、もはや彼にとって朝の一連の流れのようにその場を通り過ぎていったのでした。

affogato bagle

温められたベーグルがテーブルに届き、食べてみるとこれがけっこうおいしかったです。コーヒーは深煎りのもので、まあまあのおいしさだったのですが、ここでの朝食は別のおいしさで私の記憶に残るでしょう。旅とは不思議なものです。何が記憶に残るか分かりません。

結局、私以外はみな常連のようで、みんなさっさと注文を済まし、後を去る様子を見ていて、ある地域の朝の日常にお邪魔し、遠くから観察しているようでした。

さあ、ポートランド日本庭園に出発

affogato entrance

おいしいベーグルと一時のゆっくりした時間を楽しみ、本日の目的であるポートランド日本庭園へ向かったのでした。

いつものように、バスに乗り目的地で向かっていたのですが、私が聞き逃したのかどうか分かりませんが、とにかく慣れない地では目的の場所に降りるのにも注意が必要なものです。その午前中、考え事をしていたもんですから、私は日本庭園へ向かうバス停を降り損ねてしまい、2つ離れた場所で降りました。ポートランド日本庭園は中心街から少し離れた、山の上にあるようで、私が降りたバス停も山道だったのです。

way of jp garden

次のバスを待つにも時間が掛かるので、私は1マイル(1.6 km)ほど歩きました。道中の風景は、日本の山道とさほど変わらないなと思い、このときふと、"もしかしたら、すでに日本風景は始まっているのかもしれない"と思ったのでした。

jp garden pre entrance

山道を登り、開けた場所にで出ると、ポートランド日本庭園の入り口案内が出てきました。どうやら、間違っていなかったことに安心し、矢印の方向へ進んでいくと、

jp garden entrance

突如、漢字で"御注意"という注意書きが出てきました。どうやら日本庭園に到着したようです。ちなみに注意書きには

ここは本物の日本庭園です。滑りやすい急な道や水滑り対策をしていないぼこぼこした階段にはお気をつけ下さい

と書いてあります。

pd jp garden prices

私はコミカレ入学前で有効な学生証を持っていないので大人価格そして、三脚持ち込みでだとさらにこれに$5が上乗せされるので、計$14.50でした。

日本の大学教授が設計した本格庭園

ポートランド日本庭園は、松永信雄・駐米大使が当園を訪れた際、日本国外にある中でも最も美しく本格的な日本庭園とご賞賛いただきました。オレゴン州ポートランド市西陵のウエストヒルズに位置する、静けさと緑豊かな美しさを放つポートランド日本庭園は、戸野琢磨・東京農業大学教授により1963年に設計されました。総面積5.5エーカー(約22,000平方メートル)の敷地を持つ当園は、5つの庭園様式から構成されており、その中には伝統的な平庭、そして露地・茶室や渓流なども含まれています。加えて、庭園から眺めるフッド山も絶景です。

ポートランド日本庭園HPという説明をバスの中で確認して、最初ハードル低く見ていたのですが、俄然期待するようになりました。ちなみにこの庭園を設計した戸野琢磨さんは日本人で初めてアメリカで造園分野で学位を修得した人のようです。

jp garden waterfall

庭園に入り、階段を降りて行くと、そこには小池と滝と3匹の鯉がいました。岩には苔が生え、池には古葉が漂っています。まあ、それは久しぶりに見る、日本の"自然"の姿でした。当初想像していた、中国と日本がごちゃ混ぜになっているだろうという考えは払拭できました。

しかしながら、そこにはなんとなく違和感があったのです。言葉に表すと一つぐらいしか挙げられないのですが、もっと細かいところにある違和感です。それでも、ここが"ポートランド日本庭園"と名乗る限りは、それはそれでオリジナリティがあると考えられ、ポートランドと日本の文化が上手く混ぜ合わさっているとも言えるのでした。

一つ言葉で表せられる違和感は苔の生え方です。苔が日本の風景を特徴づけるものというのはここに来るまで気づかなかったのですが、異様に苔が詰まっているのです。そして、整っている。自然を相手に整備するのはなかなか難しいものがあるものですが、こういったものは気候とか環境が関係してくるのだろうと思ったものでした。

pd jp garden karesansui2

それでも、ポートランド日本庭園の職員は今日も枯山水をならします。日本の文化についてどの程度理解があるのか分かりませんが(私も決して詳しいわけではないのですが)、彼らがアメリカで日本の文化を伝えるために日々整備していると考えると、"ありがとうございます"とファインダーごしに伝えるのでした。

pd jp garden vistors

今日は平日ですが、たくさんの観光客がポートランド日本庭園を訪れています。こうして、日本の文化は異国の地で、多くの日本人に知れず、伝わっていくのでした。

後編へ続く


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