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アメリカ映画の本拠地、ハリウッドがあるロサンゼルスには毎月様々な映画祭が開催されています。国際的なものから文化をカテゴリーとしたものまで、普段テレビで紹介されないような映画を見るには、映画祭に行くのが一番です。

今月6月はロサンゼルス映画祭がありました。よく道端で、ギリシャ映画祭やユダヤ映画祭など映画祭が開催されているのを見てきましたが、なかなか行く機会がなかったり、単純に一般人が行って見れるものなかのかなどを考え、映画祭に行ったことがありませんでした。

ロサンゼルス映画祭

lafilmfestival onstreet

しかし、今回のロサンゼルス映画祭の広告を見てホームページを見てみると、オンラインでチケットを売り出しているなど、一般人でも見に行くことができることが分かり、行ってみることにしました。

このロサンゼルス映画祭は1995年から始まった映画祭で、インディー映画(自主制作映画)を評価します。

賞は全部で11個設けられていましたが、そのなかでも気になったのがLA Muse Award(ロサンゼルス魂を感じさせる映画賞)でした。この賞にノミネートされた映画はきっとここロサンゼルスの生活を感じさせてくれるだろうということがあり、この賞にノミネートされている映画を調べてみると、その中にActors of Soundという映画ありました。

ACTORS OF SOUND | Gregg Barbanell interview | LA Muse 2016

みなさん、Foley Artist(フォーリーアーティスト)という人たちをご存知ですか?

例えば、アクション映画で殴り合うシーンがありますが、役者さんたちは実際には殴っていません。それでは、どのように本当に殴り合っているかのように見せるのかというと、もちろん、役者さんたちの演技も大事ですが、同じくらい大事なことに音があります

では、この音はどういうようにして加えられているかというと、人が映像に合わせて、音を付け加えています。今でこそ、コンピューターを使って音のサンプルを保存しているので、それを使うことができますが、昔はそうではありませんでした。また、人が音を付け加える時も実際に人を殴るわけにはいかないので、野菜や鶏肉、身の回りのものを使って音を作り出していたのです。

このように、効果音を作りだす人たちのことをFoley Artist(フォーリーアーティスト)といいます。日本人で世界的に活躍している人は小山吾郎 @GoroKoyamaさんという人で、少し前に映画「寄生獣」の効果音作りに携わった人です。

Foley Artist(フォーリーアーティスト)は殴り合うシーンに限らず、どうしてもマイクがカメラの前に来て映ってしまうために収録できない音、例えば足音なども作ります。

話は戻って、Actors of SoundはロサンゼルスのFoley Artist(フォーリーアーティスト)の人たちにインタビューしたドキュメンタリー映画です。ワクワクしませんか?日本のテレビ特集でたまに制作現場を紹介されてきましたが、物足りなさを感じていた私は是非この映画を見てみたかったのでした。

距離感が近い映画祭の会場

lafilmfestival ticketcenter

価格は映画祭主催のメンバーなら$13で一般だと$15になります。事前にオンラインで購入しておくと当日売り切れになることを心配しなくてよくなります。ただし、オンラインで購入するとオンラインサービス料として$1請求されます。

オンラインで購入すると、Eメールでチケット受け取るか会場で受け取るか選択できます。今回、私はプリンタが家になかったので会場受け取りを選択しました。

lafilmfestival ticket

会場で受け取ると、立派なチケットがもらえるのでこれはこれで思い出になるのではないでしょうか。

lafilmfestival reception

上映開始までまだ、時間があったので辺りを探索していると、映画関係者たちのリセプションパーティーがあっていました。思わず、パーティーに参加してしまうほど近くまでいけたのですが、思いっきり、セキュリティの人に止められました(そりゃそうか)。

今年の2月ごろにあった、米国アカデミー賞のときは道が封鎖され、何があっているのか一般人にはまったく分からないようにしてあったのに、この差はメジャー映画とインディー映画の差でしょうか。

lafilmfestival redcarpet

よく、ニュースなどで見ていた広告の壁とレッドカーペットが設置された場所もありました。誰でも入れるみたいで、たくさんの人達が写真を撮っていました。

lafilmfestival theater

劇場に入ると、上映前に映画関係者、監督がスクリーン前に登場し挨拶が始まりました。この後、監督も劇場の席に座り、一緒に見るという近さです。ちなみに、劇場の席は満員になっていました。

Actors of Soundを見終えて

映画はFoley Artist(フォーリーアーティスト)の人たちの歴史から、E.T、スターウォーズなどの有名映画の音を当時作った人たちのインタビュー、コンピューターの登場など、Foley Artist(フォーリーアーティスト)たちの情熱と苦悩を見ることができました。

現在において、コンピューターに保管されたデータを使えば、Foley Artist(フォーリーアーティスト)入らないのかもしれませんが、映画のシーンに必要な音というのは、例え同じようなシーンでも、各シーンごとに違ってきます(ショートフィルムを作ったことがあるから分かります)。それを見極めるのがFoley Artist(フォーリーアーティスト)人たちの仕事で微妙なニュアンスを表現できます。

また、劇中のインタビューで

Foley Artist(フォーリーアーティスト)はそれぞれ違うスタイルを持っている

と言っていました。そういった違いが音に個性を生み出し、それが故に"アーティスト"と呼ばれるのだろうな思いました。

ある、Foley Artist(フォーリーアーティスト)は劇中で

これが一番という道具は決められない、自分の子どもたちの中から一番を決められないように

という、彼らの情熱を感じたところでした。6月9日の結果で、LA Muse賞は別の映画(Namour)に決まりましたが、行ってみてよかったと思いました。今は、次の映画祭は何があるのだろうと探しているところです。


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